毎日ご飯を作るあなたへ。レシピ派の私が気づいた「名もなき料理人」への深いリスペクト

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日々の仕事や家事、育児に追われながら、毎日休むことなくキッチンに立ち続けるあなたへ。本当にお疲れ様です。

「今日の夕飯、何にしよう?」
「冷蔵庫の残り物、どう使い切ろう?」

そんな風に、毎日当たり前のように食事を用意しているあなたを、私は心から尊敬しています。

こんにちは、ポジおです。実は私、料理が全然上手ではありません。というよりも、圧倒的に料理の経験が少なかったのです。

私が料理(作ること)に興味を持ったのは、今から5年ほど前のこと。一人暮らしを始めた時期でした。当時、鏡を見て「白髪が増え始めたな……」と気になりだし、「白髪防止にはワカメを食べればいい!」という、合っているのかどうかも分からない噂を大真面目に信じたのがきっかけです。ワカメを買いにスーパーへ走ったあの日のことが、私の料理の原点でした。

暑い夏には火を使いたくないからと「刺身」や「ネギトロ丼」で済ませ、寒い冬には定番の「カレー」や「鍋」をローテーションする。そんな超初心者レベルから、私の料理ライフはスタートしました。

その後、ネガちゃんに料理の基本をいろいろと教えてもらったり、一緒にキッチンに立って作ったりしていくうちに、今ではすっかり「自炊が大好き」と言えるまでになりました。

「自炊」と聞くと、どこか義務感のような重い響きを感じるかもしれません。でも、今の私にとっては、仕事でクタクタに疲れ後の最高の「気分転換」になっているのです。

ゼロから形あるものを生み出す料理は、とてもクリエイティブな作業。だからこそ、ある程度のセンスが求められる奥深い世界なのだと感じています。

そこで今回は、料理を始めて5年が経った私が、日頃からずっと疑問に思っていた「あること」について考察してみたいと思います。

あなたはどっち?料理を作る「2つのタイプ」

もし、今のようにスマホでどんなレシピでも簡単に手に入る世の中でなければ、私は絶対に料理ができるようになっていなかったと断言できます。

料理を作る人は、大きく分けると次の2つのタイプに分類できるのではないでしょうか。もちろん、両方の要素をあわせ持つハイブリッド型の方もいると思いますが、あなた自身はどちらのタイプに近いか、ぜひ想像しながら読んでみてください。

  1. レシピ通りにきっちり作るタイプ
  2. 自分の感覚でパパッと作るタイプ

実は、このどちらのアプローチにも、それぞれ凄まじい技術が隠されているのです。

タイプ1:レシピ派が持つ「高度な再現力と情報処理能力」

まずは、私と同じ「レシピを見ながら作る」タイプです。
一見すると「画面に書いてある通りに手を動かしているだけ」と思われがちですが、実はこのタイプ、高度な「再現技術」と「情報処理能力」を兼ね備えています。

具体的には、以下のような素晴らしい強みを持っています。

  • 失敗を徹底的に回避するリスクマネジメント力:勘に頼らないため、「味が濃すぎて食べられない」「お肉に火が通り切っていなかった」という致命的な失敗がほぼありません。
  • いつでも100点を叩き出す「ブレない再現力」:自分の体調やその日の気分に左右されず、毎回プロの味をそっくりそのまま再現できます。計量や工程を正確にトレース(なぞる)できるのは、立派な技術です。
  • 無駄のない工程の最適化(タイムマネジメント):レシピの先を読み、「これを煮込んでいる10分の間に、次の野菜を切っておこう」といったマルチタスクの組み立てが非常に正確です。

このように、レシピ派は徹底した理論派であり、確実においしいゴールへたどり着くプロフェッショナルなのです。

タイプ2:感覚派が持つ「即興アレンジと軌道修正の技術」

一方で、いわゆる「目分量」や「冷蔵庫の残り物」を使ってパパッと作れてしまうタイプです。
この人たちは、長年の経験に裏打ちされた圧倒的な「応用力」と「五感のセンサー」を持っています。

感覚派の頭の中とキッチンでの動きは、まさに「即興ジャズライブ」のようです。

  • 五感をフル活用したライブ感(状態を見極める力):レシピにある「中火で5分」という文字を見るのではなく、お鍋の中の泡の大きさ、パチパチという音の変化、立ち上る匂い、食材のしなり具合から「今がベストタイミングだ」と経験値(野生の勘)で見極めます。
  • 食材や調味料の「脳内引き算・足し算」技術:「大さじ1」という数値で考えるのではなく、「この調味料を足すと、全体の味がどう変化するか」が頭の中で計算できます。「みりんが無いから、砂糖とお酒をこれくらい足して代用しよう」というアレンジが瞬時に浮かびます。
  • どんな状態からも立て直す「アドリブ力(リカバリー技術)」:途中で味見をして「あ、ちょっと薄いな」「コクが足りないな」と感じたら、その場で塩や醤油、隠し味をサッと足して、最終的な着地点をきれいに合わせにいく柔軟性があります。

アプローチは違えど、目指すゴールはたった一つ

レシピ派と感覚派。アプローチの仕方は真逆のように見えますが、実は目指しているゴールはまったく同じです。

「美味しい料理を、大切な人に食べてもらいたい」
「食べた人に、笑顔で『おいしい!』って言ってもらいたい」

料理を作るようになってから、私は「食べた人がどんな表情をしているか?」「食べっぷりはどうなのか?」が、ものすごく気になるようになりました。(私の場合、普段は人に食べてもらう機会が滅多にないのですが……笑)

あなたが作った料理を、家族が美味しそうに口へ運ぶ瞬間。その笑顔や「おいしー!」の一言のために、私たちは毎日フライパンを振っているのではないでしょうか。

たまには「考えること」をお休みしませんか?

毎日これだけのハイレベルなマルチタスクをこなしているあなただからこそ、ときには「今日の献立、どうしよう……」と、キッチンに立つのがしんどくなってしまう日もありますよね。

そんなときは、プロの技術や便利なサービスにちょっとだけ甘えて、脳の休息日を作ってあげるのも大切なことです。

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毎日ご飯を作るあなたへ、心からのリスペクトを込めて

レシピを見ながらでないと何一つ作れない私からすると、やっぱり毎日当たり前のように食事を作り続けている主婦・主夫の皆さんには、リスペクト(尊敬)しかありません。

「明日の朝ごはん、何にしよう?」
「今日の夕飯のおかずは?」
「お弁当の隙間、何で埋めよう?」

これらを毎回いちいちレシピ本やスマホで調べていたら、到底こなせないほどの凄まじい仕事量です。

スーパーの特売品を見て「これであれを作ろう」と瞬時に料理を想像する。
冷蔵庫の中をのぞいて、残り物だけで見事な一品を使い切る。
季節の旬の食材を、サラッと食卓に取り入れる。

これらは決して「当たり前」のことではありません。
積み重ねてきた本当に素晴らしい技術であり、深い愛情であり、そして何より素晴らしい忍耐力です。

はっきりとした結論があるわけではないのですが、個人的にはやっぱり、感覚でパパッと作れてしまう人は本当にかっこいいし、すごいです。私もいつか、そんな風になりたいなと憧れています。

決まった正解のないキッチンという戦場で、大切な人の体と健康を守るために、日々の食事を作られている画面の前のあなた。

いつも本当にお疲れ様です。そして、本当にありがとうございます!

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