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「これ、福岡のお店のお菓子なんだけど、帰省のお土産にどうぞ!」
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「わあ、ありがとう!小郡のレーブ・ド・ベベというお店なんだね。……えっ、近くに『かえる寺』っていうお寺があるの? かえる寺って一体なに!?笑」
こんにちは、ポジおです!10年後のお菓子屋さん開業に向けてコツコツと準備を進めている私ですが、先日、とても素晴らしいお菓子に出会う機会がありました。
福岡に実家のあるお知り合いから、地元の帰省お土産にと焼き菓子の詰め合わせを頂いたのです。お店の名前は「レーブ・ド・ベベ(REVE DE BEBE)」さん。福岡の小郡(おごおり)という場所にあり、なんと1987年からずっと愛され続けている大ベテランの老舗店なのだそうです。私の住む場所からはかなり遠いので簡単には行けない距離ですが、こうして頂き物を通じて遠く離れた素晴らしいお店を知ることができるのは、本当に有り難い出会いですよね。
普段、パティシエのネガちゃんと一緒にあちこちのお店へ「取材」や「食べ歩き」に出かけていますが、こうして手元にやってきてくれたお菓子を自宅でじっくり取材するのも、また新鮮で新しい試みです!ネットでお取り寄せをすれば何でも手に入る時代ですが、やっぱり「その場所を実際に知っている大切な人」からストーリーと一緒に頂くお土産は、一味も二味も違う特別な意味合いがある気がします。
センス抜群の銀色の箱を開封!五色の焼き菓子たち
まず目を引いたのが、パッケージの美しさです。非常に洗練された、センスの良い銀色の箱に入っており、中央にはお店の上品なロゴが上品にあしらわれています。

ワクワクしながら早速開封してみると、中には個性豊かな5種類のお菓子が綺麗に並んでいました!

- 雨上がり
- MAYUBUMI
- テリーヌ ドゥ マロン
- 三の字
- 一窯(いちよう)ショコラ
今回は、その中でも特に印象的だった2つの焼き菓子をご紹介します!
① 雨上がり

こちらは、焼き菓子の生地の上にスライスされたアーモンドが贅沢に乗っているお菓子です。皆さんのご想像の通り、口に入れた瞬間にサクサクッとした小気味いい食感が広がり、アーモンドの香ばしさとの相性がとにかく抜群。さらに、アーモンドの表面には水飴が程よく薄く塗られており、この優しい甘みが全体の美味しさをグッと引き立ててくれます。「美味しいなぁ……これは絶対にネガちゃんにも食べさせて、感想を聞かなくちゃ!」と、心の中でメモを取りました。
② MAYUBUMI

こちらは、分かりやすく言うと「レモンケーキ」です。驚いたのはその食感。持っただけでも伝わるほど、めちゃくちゃ柔らかくてふわふわなんです!口に運んだ瞬間に、爽やかなレモンの風味が鼻へと一気に突き抜けていきます。大きさも一口でぱくっと食べられるキュートなミニサイズなので、あまりの美味しさに、ついついあっという間に食べ終えてしまいました。
💡 あなたは「誰かにお土産を渡すとき」何を基準に選びますか?
味はもちろんですが、「この箱可愛いな」「この名前にまつわる面白いストーリーがあるんだよ」と、誰かに伝えたくなる要素があるお菓子を選びたくなりますよね。これこそが、小さなお店が目指すべきブランディングの核心です。
お土産から掴み取った!10年後に活かせる「3つの大きな学び」
私はお菓子を作ることができません。だから、お菓子の技術的なこだわりや製法について専門的に語ることはできないのですが、この「レーブ・ド・ベベ」さんのお菓子を食べ、お店のことを詳しく調べていくうちに、未来のオーナーとして鳥肌が立つようなマーケティングのヒントをたくさん見つけることができました。
学びその①:シンボル(世界観)と結びついた「最強の立地戦略」
冒頭でお話しした「かえる寺」の存在。調べてみると、お店のすぐ側にあるこのお寺は正式名称を「横隈観音(よこぐまかんのん)」といい、住職が中国旅行からカエルの置物を持ち帰ったことをきっかけに、今では境内に3,000体以上ものカエルが並ぶ有名な観光スポット(かえる寺)として親しまれているそうです。(※クロスロードふくおか様の観光サイトより抜粋)
「かえる寺の隣にお店を構える」というこのロケーション。これって、単に場所が良いというだけでなく、お店の強力な世界観作り(キャラクター性)そのものですよね。
「小郡にすごく美味しいお菓子屋さんがあるよ」
「へえ、どこにあるの?」
「えーっと、あのアートで有名な『かえる寺』のすぐ隣だよ!」
そんな会話が、地元のお客さんや観光客の間で自然に交わされている光景が目に浮かびます。以前のブログで「どこに店舗を構えるべきか」という都市部vs地方のガチ考察を書きましたが、ここに【強力なランドマーク(観光資源)の隣】という新しい視点が加わりました。知名度のない個人店が場所を知ってもらうための、ものすごく大切な要素だと大変勉強になりました。
学びその②:時代を超えて愛される「絶対的な看板商品」の存在
レーブ・ド・ベベさんについてさらに調べを進めると、なんと創業時から「シュークリーム」が絶大な人気を誇る不動の看板商品になっていることが分かりました。どんなに時代の流行が移り変わっても、「この店に来たら、まずはコレ!」と言える絶対的なエースが存在する強さ。ネガちゃんもいつも「私たちの看板メニューは何にしようか」とノートに熱心にアイデアを書き溜めていますが、10年後のオープンまでに、2人でそんな運命の看板商品を見つけられたら最高だな、と改めて強く思いました。
学びその③:利益率とブランド力を引き上げる「パッケージの魔力」
今回頂いたセンスあふれる銀色の箱とロゴ。お菓子屋さんを経営していく上で、焼き菓子は「可愛いパッケージや箱に包んでセット販売すること」で、客単価と利益率をしっかり高めてくれる非常に優秀な定番商品です。そして、箱や包装紙は、単なる梱包材ではなく、お店の「ブランド力の象徴」そのものなのだと実感しました。私たちのような小さな規模からスタートする場合、最初からこんなに豪華な特注の箱を作ることは簡単ではありませんが、10年後の本店舗化に向けて、どうやって自分たちの世界観をパッケージで表現していくか、大きなブランディングのヒントをもらいました。
まとめ:いつか「わざわざ遠くから訪れたくなるお店」になるために
今回は、ひょんなことから知人のお土産という形で、素晴らしい老舗お菓子屋さんの存在と、10年後の計画に向けたたくさんの知恵に出会うことができました。
今、私がこうしてブログを書き、少しずつ読んで応援してくれる人が増えていくのを目標に頑張っているのも、ある意味では「良い噂が広がっていく口コミ」に近い感覚です。行ったことがない場所のお店なのに、お菓子を一口食べただけでこんなに感動し、ファンになってしまう。いつか私たちが作るお菓子も、全国の誰かにとって「美味しくて、いつか直接あのお店に行ってみたい!」と思ってもらえる存在になれたら、オーナーとしてこれほど幸せなことはありません。
よし、決めた!そのうち絶対にネガちゃんと一緒に、実際の「小郡のレーブ・ド・ベベ」さんへ直接行って、かえる寺の空気感を肌で味わいながら本物のシュークリームを取材してきます!
日々のすべての美味しい出会いに感謝しながら、私たちの10年後の物語はまだまだ続きます。皆さんも、旅先やお土産で出会ったお気に入りのお菓子があれば、ぜひそのお店の「素敵な秘密」を覗いてみてくださいね!
ポジお✏️
今回いただいたお菓子屋さんレーブ・ド・ベベ (REVE DE BEBE)さんはこちら
ごちそうさまでした☺️

